YEAR: | 1995.12 |
---|---|
AREA: | |
TOTAL AREA: | |
STRUCTURE: | |
CITY: | Hyogo/Nishinomiya |
竣工より9年の歳月を経て、ご子息の独立をきっかけにご夫婦のための住宅へと改装の依頼があった。 まず、家族ルームをオープンキッチンとすることにより、居間とキッチンの空間をつなぎ、開放感のあるコミュニケーションスペースを確保した。 次に、これまでの生活経験から、使用頻度の少ない「畳空間」の必要性を検討した。 和室は応接室へ改装するが、典型的な「洋」の手法は用いず「和」をインテリアの要素とし、椅子生活で機能するものを計画した。 応接室からの眺望も、あえて「和」の庭とせずに、芝生に株立ちの木を1本植えることにより、華道の精神を意識した厳粛な空気をっくることができた。