YEAR: | 2013.02 |
---|---|
AREA: | |
TOTAL AREA: | 127.89 |
STRUCTURE: | RC/2F |
CITY: | Hyogo/Nishinomiya |
老後をゆったりと過ごすための夫婦のすまいである。 大正ロマンのデザインコードを用い、上質な仕上材を使って手の込んだ仕事をすることで、あたたかい雰囲気をつくりだした。 軒が深く下がった外観とすることでやさしさを演出するとともに、隣接する母屋や山荘との調和を図っている。 アプローチレベルや母屋のメインレベルから階段で下がったフロアに日常使う空間を集約して配置したことにより、隣家の気配を消す一方で、夫婦同士や母屋に住む息子家族とのちょうど良い距離を保っている。 擁壁から跳ね出した浴室からは眼下に広がる大阪湾の景色を一望できる。